クエリの編集

〜条件に合うデータを抽出する〜

単一条件での抽出

デザインビューで「抽出条件」に抽出したい条件を設定すると データシートビューに切り替えたときにデータの抽出が行われる。 データ型が数値であれば数値を入力する。(比較演算子の使用も可能) データ型がテキスト型なら抽出したい文字列を入力する。 (ただし全角半角の違いやスペースの有無などに注意) データ型がYes/No型であれば「True」または「False」を入力する。 比較演算子
等しい等しくない以上以下〜より大きい〜より小さい
<>>=<=
Yes/No型の抽出条件
TrueYesOn-1
FalseNoOff0

複合条件での抽出

複数の条件がある場合は「すべての条件を満たす」 または「いずれかの条件を満たす」のどちらかの場合になる。 それによって条件の設定方法も変わってくる。

すべての条件を満たす場合

「抽出条件」の同じ行に条件を入力する 例:職種が「家庭教師」で時給が「2000円以上」
フィールド名職種時給
抽出条件家庭教師>=2000



いずれかの条件を満たす場合

「抽出条件」の異なる行に条件を入力する 例:職種が「家庭教師」か、または時給が「2000円以上」
フィールド名職種時給
抽出条件家庭教師


>=2000

上限と下限のあるデータを抽出する場合

比較演算子またはBetween And演算子を使用する。 基本式

>=下限値 And <=上限値

または

Between 下限値 And 上限値

Betweenの後ろとAndの前後には半角スペースを入れる
例:時給が1500円以上2500円以下
フィールド名時給
抽出条件
赤い枠の中に次の式のうちどちらかを記入する

>=1500 And <=2500

または

Between 1500 And 2500

なお、Between And演算子は「〜以上〜以下」という意味合いなので 「〜より大きい」、「〜より小さい(未満)」という条件には あまり適さない。 この場合は比較演算子を使うか、あるいは数値を調整して使用する。 例:1500以上2500未満 Between 1500 And 2499 または >=1500 And <2500

あいまいな条件でデータを抽出する場合

抽出したいデータの一部しかわからない、という あいまいな条件で検索するときは「ワイルドカード」を使用する。 種類はいろいろとあるのだが、ここでは一番汎用性のある 「*」(任意の複数の文字)を使った方法について説明する。 まずは下の表を見てもらいたい
名前ふりがな所属
葛木 耕平かつらぎこうへい営業部第一営業課
藤井 浩之ふじいひろゆき営業部第二営業課
仙道 和也せんどうかずや営業部広報課
葛木 耕一かつらぎこういち総務部秘書課
この中で「営業部の葛木さん」を抽出するにはどうしたらいいだろうか? 名前の検索欄に「葛木 耕一」、あるいは所属の検索欄に「営業部第一営業課」 と入力すればよいのだが、人間の記憶とはあいまいなもので 一度会っただけの人のフルネームと所属部署を完璧に覚えておく、というのは かなり困難なものである。 せいぜい思い出せたとしても 「営業部の葛木さん」が限界、ということもあるだろう。 しかし「営業部」「葛木」という言葉だけでは、それと完全に一致するものしか 検索することができないため、結果は「一致するデータなし」となってしまう。 そんなときには複数の文字列を表す「*」の記号を使用することにより 「営業部〜課」や「葛木〜」などあいまいな条件で検索することが可能になる。
検索条件入力検索結果
〜で始まる「葛木」で始まるLike "葛木*"葛木 耕平
葛木 耕一
〜で終わる「浩之」で終わるLike "*浩之"藤井 浩之
〜を含む「広報」を含むLike "*広報*"営業部広報課
〜で始まらない「葛木」で始まらないNot Like "葛木*"藤井 浩之
仙道 和也
〜で終わらない「浩之」で終わらないNot Like "*浩之"葛木 耕平
葛木 耕一
仙道 和也
〜を含まない「営業」を含まないNot Like "*営業*"総務部秘書課
NotとLikeの後ろには必ず半角スペースを入れること

検索のたびに検索条件が変わる場合

今まで見てきたように条件に合うデータを抽出する場合は デザインビューで「抽出条件」というところに条件を記入すればよいのだが、 検索しようとするたびにデザインビューで設定するのはかなり面倒である。 そこで、クエリを開くたびに検索条件を入力できるようにすれば 毎回デザインビューで設定することなく、 入力した条件に一致するデータを抽出することができる。 この機能のことを「パラメータ」と言う。 パラメータの設定は「抽出条件」に次のように入力する。

[条件を入力]

そしてクエリを実行すると「パラメータの入力」というダイアログボックスが出る。 []の中に入力した文章は、ダイアログボックスの本文の部分に反映される。 基本的に[]内にはどんな文章を入れてもよいが、 入力するとエラー表示になるものもある。 また、データ型がYes/No型のフィールドにパラメータを設定するときには 「−1」と「0」しか入力できないことも追記しておく。