レポートの作成
〜結果を印刷する〜
レポート機能とは?
テーブル・クエリ・フォームといろいろな機能についてやってきたが、
これらの機能は入力およびデータの抽出には適しているが、結果を印刷するとなると
印刷のレイアウト等を編集することができないのであまり適していない。
そこで印刷支援機能として登場するのがこのレポート機能である。
この機能を使えば、項目の表示場所などのレイアウトはもちろん、
見栄えをよくするために飾り付けをすることもできる。
レポートの作成
レポートの作成は以下の手順で行う。
- オブジェクトで「レポート」を選ぶ
- 「新規作成」をクリックして「レポートウィザード」を選ぶ
- 基になるテーブルまたはクエリを選び「OK」をクリック
- 使用する項目を選択し「次へ」をクリック
- グループレベルを選択し「次へ」をクリック
- レコードの並べ替えを選択し「次へ」をクリック
- 印刷形式を選択し「次へ」をクリック
- 印刷のスタイル(「報告書」など6種類)を選択し「次へ」をクリック
- レポート名を入力し「完了」をクリック
通常のレポートを作成する時には特に設定する必要はないが、
何か特定の項目について合計や平均を求めたい、
すなわちレポート機能を使って集計する時には必ずこの設定を行う。
例えば次のような場合。
| 取引先 | 商品名 | 単価 | 数量 |
| 剣屋旅館 | テレビ | 40000円 | 4 |
| 伊奈温泉ホテル | テレビ | 40000円 | 3 |
| 剣屋旅館 | 掃除機 | 10000円 | 10 |
上のようなテーブル(またはクエリ)からレポートを作成する時に
「取引先」や「商品名」といった特定の項目についてまとめたいときにこの操作を行う。
この設定を行うと特定の項目(列)ごとにグループ化が行われ、
同じ並びの文字列(数値)はすべて同一のデータとして扱われる。
参考までに「取引先」にグループレベルを設定すると以下のようになる。
| 剣屋旅館 |
| 商品名 | 単価 | 数量 |
| テレビ | 40000円 | 4 |
| 掃除機 | 10000円 | 10 |
| 伊奈温泉ホテル |
| 商品名 | 単価 | 数量 |
| テレビ | 40000円 | 3 |
特定の項目について大きい順(降順)または小さい順(昇順)に並べ替える時に
この設定を行う。
並べ替えを行う列を選択し、その隣にあるボタンで昇順か降順かを決める。
標準だと並び方は「昇順」に設定されていてボタンの色は「青」になっているが、
そのボタンをクリックすることによって「降順」に切り替わり、
ボタンの色は「赤」になる。
この並び替えは最大で4つまで指定できる。
1件ずつ取り出して印刷(単票形式)、一覧表を印刷(表形式)
などを選択できる。
レポートとクエリの関係
レポートはクエリの環境を引き継ぐ。
例えばパラメータが設定してあれば、レポートのほうでも起動するたびに
入力する値をたずねてくる。
並び替えや集計などがしてあれば、レポートのほうでもその状態で作成される。
レポートを使った集計
先に「レポートはクエリの環境を引き継ぐ」と述べた通り
集計してあるクエリを基にレポートを作成した時には
集計してある状態でレポートが作成される。
しかし、元になるクエリのほうでは集計をしていないが、
レポートを作る段階になって集計することになった、というときには
どうしたらいいだろうか?
確かに操作をクエリの編集に切り替え、
集計したクエリを作成した後にレポートを作成、という方法も考えられるが
レポートの機能を使って集計することもできる。
その操作は以下のようになる。
- オブジェクトで「レポート」を選ぶ
- 「新規作成」をクリックして「レポートウィザード」を選ぶ
- 基になるテーブルまたはクエリを選び「OK」をクリック
- 使用する項目を選択し「次へ」をクリック
- グループレベルを選択し「次へ」をクリック
- 「集計のオプション」をクリックして集計方法・集計する列を設定
- レコードの並べ替えを選択し「次へ」をクリック
- 印刷形式を選択し「次へ」をクリック
- 印刷のスタイル(「報告書」など6種類)を選択し「次へ」をクリック
- レポート名を入力し「完了」をクリック
下線を引いた部分が新たに必要になる操作である。
この「集計のオプション」では集計可能な項目(列)が自動的に表示され
「合計」「平均」などの計算方法を選択できる。