Sponsored Link

題名の由来

原文現代語訳
行く川のながれは絶えずして、
しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて
久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、
またかくの如し。(方丈記冒頭より)
川の水は常に流れていて
同じ場所にとどまる、ということがない。
水の中に浮かぶ泡は
現れたり消えたりして
やはり同じところにとどまる、ということがない
世の中にある人間と住宅の関係も
同じようなものだ。


日本の三大随筆の一つに数えられる古典の傑作、「方丈記」。
そのメインテーマは冒頭にあるように「人間と住宅」にあると言われている。
題名にある「方丈」とは、作者である鴨長明の住宅のこと。
一切の欲を捨て、大きな家に住むことを潔しとせず
広さが四畳半、つまり1丈(約3m)四方の移動式住宅、
「方丈庵」に住み続けた。

鴨長明のこの住宅に関する考え方は
21世紀となった現代でも学ぶべきところがある。
パソコンの性能は毎年のように性能が向上し、
アプリケーションソフトやOSは次々と新しいものが出て
そのたびに買い替えを余儀なくされる

しかし新しいものを導入したい、という誘惑をぐっとこらえて
現在の機種を使い続け、現行の技術を見直すことで
また新たな発見があるかもしれない。

1尺(約30cm)四方の大きさしかないパソコンであっても
性能には遜色がない、という意味と
古典の傑作、方「丈」記には遠く及ばない、
それよりもはるかに小さい「尺」である、と
そんな思いを込めてつけた題名が「方尺記」。


まあパロディと言われてしまえばそれまでだが(笑)


原文(ウソ)現代語訳
行く技のながれは絶えずして、
しかも本の技にあらず。
市場に並ぶしなものは、
かつ消えかつ結びて
久しくとゞまることなし。
世の中にある人と機械、
かくの如し。
技術は常に進歩していて
同じ技術のまま、ということがない。
店頭に並ぶソフトは
はやりすたりがあり
同じバージョンにとどまらない。
世の中の人間とパソコンの関係とは
そのようなものだ。




戻る