奥義「牡丹」(ぼたん)

〜簡単なボタンの作成〜

画像ファイルでボタンを作るときの難点

ホームページの作成がある程度できるようになり、デザインにもこだわるようになると リンクを普通の文字にするだけではなく、画像ファイルを使って「はじめに」とか「プロフィール」 などの文字を画像の中に入れてボタンを造る人も多いだろう。 しかし実際に作ってみるとなかなか文字の大きさや配置がうまくいかなかったりすることもあり、 画像ファイルの場合数が多くなるとページの読み込みに時間がかかるため、 簡単なボタンだったらこの方法を使うといいだろう。

奥義「牡丹」(ぼたん)〜簡単なボタンの作成〜

1、Head内に次のように書き込む

<Style Type="text/css"> <!-- a.botan:link {font-size:14px; color: white; width:200; background-color:green; padding-top: 5px; padding-right: 5px; padding-bottom: 5px; padding-left: 5px; border-style:outset; text-decoration:none; } a.botan:visited {font-size:14px; color: white; width:200; background-color:green; padding-top: 5px; padding-right: 5px; padding-bottom: 5px; padding-left: 5px; border-style:outset; text-decoration:none; } a.botan:hover {font-size: 14px; color: white; width:200; background-color: #000066; padding-top: 5px; padding-right: 5px; padding-bottom: 5px; padding-left: 5px; border-style:inset; text-decoration:none; } --> </Style>

本文内にリンクを設定する

例<Br> <A Href="botan.html" class="botan"> このページのトップへ </A><Br> <A Href="botan.html#nanten" class="botan"> 画像ファイルでの難点 </A><Br> <A Href="botan.html#ougi" class="botan"> 奥義「牡丹」(ぼたん) </A><Br>

各設定の内容

a.botan:link・・・通常のリンクの設定 a.botan:visited・・・すでに見たことのあるリンクの設定 a.botan:hover・・・リンクの上にマウスポインタが来たときの設定 最初にこの3つを設定し、さらに詳細部の設定を行う

詳細設定

font-size: 14px;・・・文字の大きさ:14ピクセル color: white;・・・文字の色:白 width:200;・・・ボタンの幅:200ピクセル background-color:green;・・・ボタンの色:緑 padding-・・・文字とボタンの間の幅。 「top」が上、「right」が右、「bottom」が下、「left」が左。 幅はそれぞれ5ピクセル。 border-style:outset;・・・盛り上がったボタンのような効果をつける border-style:inset;・・・へこんだボタンのような効果をつける text-decoration:none;・・・リンクの下線を消す

本文中での設定

class="botan" <A>タグの中でこれが書かれているもののみボタンの効果が適用になる

実行結果


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画像ファイルでの難点
奥義「牡丹」(ぼたん)


注意点

実際に自分のページで使うときには詳細設定の部分を変えることになるが、
このボタンの設定は1つのページに1種類しか設定できない。
また、うまくボタンの効果を使うのであれば、
「a.botan:link」と「a.botan:visited」の背景色は明るい色+文字色を黒、
「a.botan:hover」の背景色は暗い色+文字色を白にするとよい。
色の指定方法についてはタグ大全の「カラー見本」を参照してほしい。

奥義「牡丹・改」(ぼたん・かい)〜普通の画像にボタンのような効果をつける〜

普通の画像に上記のようなボタンの効果をつける場合も同じ方法でできるが、何ヵ所か変更点がある。 まず、画像の場合文字に関する設定がいらないので 「font-size:」と「color:」 は削除してもよい。 ボタンの幅については元になる画像の横幅よりも少し大きめに設定するといいだろう。 その際に「padding-right」と「padding-left」が不要になる場合もある。 画像にリンクを設定していると強制的に画像の周りに枠線が付くので <img>タグで「border="0"」と書き込み、枠線を消す必要もある。


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