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			  CGI講座・リプレイ

		   -第3講- CGI作成に必要なもの(2)

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■1、CGI、起動!! その2■

	前回はCGIを起動させるためにサーバソフトをインストールし
	CGIを起動させるための下地を整えた。
	ではこれだけでCGIが起動するか、と問われれば答えは「否」である。

	CGIを起動させるにはCGIファイルに書かれている命令、
	即ちPerlを解釈して実行するプログラムが必要である。
	前回インストールしたサーバソフトはCGIファイルとPerlを解釈するプログラムをつなぐ
	案内役にすぎないのである。

	今回は実際にCGIを動かすプログラムをインストールする。
	Windowsでテスト環境を作成する場合は「ActivePerl」がよく使われる。

■2、テスト環境の作成 その2■

	毎週この講座をリアルタイムで読んでいる読者諸兄は
	すでにサーバソフトとしてApacheがインストール済みであることと思う。
	もしもまだインストールしていないと言うのであれば第2講を参考にするように。

	今回インストールする「ActivePerl」も英語で説明が出る。
	英語が苦手でも変更するところは前回とほとんど変わらず「Browse」の部分。
	Browseボタンの横に記されている「Location」の部分が何だか長ったらしいものになっているので
	Browseボタンをクリックしてここを「C:\usr\local」と変更する。

	多くのCGIの使用を許可しているサーバでは、この「ActivePerl」の入っているフォルダが
	/usr/local/bin/perl と設定されているため、それと同じ設定にしておけば
	テスト環境で動くCGIはそのままサーバの方でも使えるようになる。

	Locationの設定が終わると次にファイルの拡張子の関連付けなどを聞いてくるが、
	ここでは上から2番目、「Criate Perl file extension association」の前にあるチェックを外す。

	あとは「Next」をクリックした後「Install」をクリックすればインストール完了である。
	なお、Windowsのバージョンによってはインストーラが起動しないこともあるので
	そのときはMicrosoftのページから「Windows Installer」をダウンロードしてくるように。
	
■3、テスト環境、完成!!■

	サーバソフトとPerlエンジンがインストールできればテスト環境は完成である。
	これでいま自分の目の前にあるパソコンが
	インターネット上のCGIを許可しているホームページスペースと同じような環境になったわけである。

	テスト環境が完成したところで次回から本格的にCGIの作り方に入ることとしよう。

								第4講につづく

追記:必要なソフトの入手先

	Apache
	http://www.apache.org/

	ActivePerl
	http://www.activestate.com/

	EUCで保存できるテキストエディタ
	TeraPad  http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-susumu/toclip/
	Web工務店 http://www005.upp.so-net.ne.jp/morikawa/webeditor.html

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発行人: 塚田 伊助
発行所: 伊助の鍛錬場	http://isukenet.s20.xrea.com/
連絡先: isuke_tukada@hotmail.com


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